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《新型コロナ・感染拡大防止》通院患者を対象に電話診察呼び掛け 筑波大付属病院

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つくば市の筑波大付属病院は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、通院患者に対し電話での診察を呼び掛けている。病院を訪れることなく電話で診療や薬の処方を受けられる。

同病院は県内唯一の特定機能病院として、地域病院で対応できない高度医療を提供しており、院内感染による医療崩壊を防ぐのが目的。

電話診察の対象は、同病院に定期的に通院し、次回の予約がある人。患者は病院のホームページの「電話再診申込フォーム」に必要事項を入力する。

予約日に担当医から電話があり、診察後に同病院から院外のかかりつけ薬局に薬の処方箋がファクスで送られる。患者は翌日以降に薬局で薬を受け取れる。診察料は次回病院を訪れた際に支払う。

同病院には1日約2千人の外来患者が訪れており、うち1〜2割は症状が安定し薬処方のみで済むという。ただ電話診察の申し込みは50人ほどにとどまる。

新型コロナウイルスの無症状などの感染者が訪れることで院内感染が発生する危険性があるとみている。

同病院は「最後のとりでとして院内感染は是が非でも防ぎたい。利用してほしい」と呼び掛けている。

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