2020年4月14日(火)

大洗の核燃料施設で筒倒壊 外部への影響なし

研究棟(右奥)から倒壊した排気筒=大洗町成田町(東北大金研提供)
研究棟(右奥)から倒壊した排気筒=大洗町成田町(東北大金研提供)

東北大学金属材料研究所(金研)は13日、大洗町成田町にある付属施設「量子エネルギー材料科学国際研究センター」の研究棟で、管理区域内の排気筒が倒壊したと発表した。強風が原因とみられ、けが人はない。研究棟は核燃料物質や放射性同位元素(RI)の使用施設で、放射性物質の漏えいなど外部への影響は確認されていないという。

同研究所によると、同日午後2時55分ごろ、研究棟にいた職員が物音を聞き、倒壊に気付いた。

排気筒は金属製で高さ約5メートル、断面が約1・3メートル四方。煙突のように平屋の研究棟の上に立っていたが、南方向に根元から倒れた。昨年9月の台風15号の強風で揺れが確認されたためワイヤ4点で補強し、本年度中に改修予定だった。倒壊後、ワイヤは切れていた。

研究棟は1969年の設置から51年が経過しており、同研究所は、建屋との接続箇所の老朽化が倒壊の一因とみている。直近で核燃料物質を使った実験は昨年10月、RI使用の実験は3月23日に実施していた。(今井俊太郎)



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