新型コロナウイルス感染拡大でスポーツクラブや英会話教室などの教室レッスンに影響を与えている。ひたちなか市馬渡の英会話教室「えいごベイビー」では、室内での授業をやめ、11日、オンラインによる授業を行い、生徒らが自宅で授業を受けた。

同教室は通常、先生1人に対して生徒が6人程度で授業を行っているが、室内で3密を防ぐための間隔を保つことなどができなかったり、不安の声があったりしたため、8〜21日までの予定で、幼児、幼稚園児、小学生の全てのレッスンをオンラインによるライブレッスンに切り替えた。

11日は、午前9時から午後1時20分まで6クラスが40分ずつレッスンを行い、歌や英単語などを学習。画面に映し出された生徒の名前を1人ずつ指名して先生が質問し、生徒が元気に答えていた。

生徒の佐用結輝人(さようゆきと)君(6)は「友達に会えなくて寂しいけどパソコンで会えてうれしい」と元気に答えた。

英会話教室えいごベイビー代表のマルタッチ・イミシチオールさん(42)は「自宅にいながら外に出なくても、今まで通り英語学習を続けていくことができるようになります。子どもたちの英語学習を途絶えさせないため、なんとかこの難局を乗り越えていきたいと思っています」と話した。(高松美鈴)