《新型コロナ・感染拡大防止》茨城県教委、チャンネル開設 小中学生向け授業動画
新型コロナウイルス感染拡大を受け、茨城県内全市町村の公立小中学校が休校になったのを踏まえ、県教委義務教育課は14日、県内の児童生徒に向けた授業動画チャンネルを動画投稿サイト「ユーチューブ」に開設した。同課は「自宅での学習に生かしてほしい」と呼び掛けている。
開設したチャンネルは「いばらきオンラインスタディ」で、小学生用と中学生用の二つ。県教委の公式ホームページからもアクセスできる。
国語、社会、算数・数学、理科、英語の5教科で、既に数本が配信されており、4月以降のカリキュラムに従い、動画の追加を急ぐ。4月授業分は小中9学年計500本前後になる見込みで、16日までの配信を目指す。今後、休校期間が延びる場合は全教科に広げていく。
動画作成は、県内小中学校の教諭らに依頼。地域によって採用が異なる教科書それぞれに対応し、1本10〜15分程度。ホワイトボードに教科書の解説を映す、あらかじめ書いておいた穴埋め式問題を解くなど、要点が分かりやすいよう工夫されている。
同課は「市町村単位では教員の数が限られ、動画配信は難しい。オールいばらきでやりたい」とし、全県の教育関係者が一丸となって支えていく構えだ。 (今井俊太郎)
開設したチャンネルは「いばらきオンラインスタディ」で、小学生用と中学生用の二つ。県教委の公式ホームページからもアクセスできる。
国語、社会、算数・数学、理科、英語の5教科で、既に数本が配信されており、4月以降のカリキュラムに従い、動画の追加を急ぐ。4月授業分は小中9学年計500本前後になる見込みで、16日までの配信を目指す。今後、休校期間が延びる場合は全教科に広げていく。
動画作成は、県内小中学校の教諭らに依頼。地域によって採用が異なる教科書それぞれに対応し、1本10〜15分程度。ホワイトボードに教科書の解説を映す、あらかじめ書いておいた穴埋め式問題を解くなど、要点が分かりやすいよう工夫されている。
同課は「市町村単位では教員の数が限られ、動画配信は難しい。オールいばらきでやりたい」とし、全県の教育関係者が一丸となって支えていく構えだ。 (今井俊太郎)