《新型コロナ・感染拡大防止》龍ケ崎のNPO法人、困窮世帯に食料宅配へ 寄付呼び掛け
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業などで生活が困窮している世帯に向け、龍ケ崎市のNPO法人「NGO未来の子どもネットワーク」(笠井広子代表)は、家庭に食べ物を届ける事業を緊急的に始める。県南地域が対象。申し込みや食料品の寄付を呼び掛けている。
同NPOは長年にわたり貧困対策に取り組み、2014年からは子ども食堂や学習支援も続けている。笠井代表によると、今月に入り「新型コロナウイルスの影響で仕事が減り食べ物もない」「一斉休校で給食がなくなり困っている」との相談が相次ぎ、食料の宅配事業を企画したという。分量は、大型連休が明けるまで過ごせる程度を想定している。
対象となるのは、新型コロナウイルスの感染拡大で収入が減った▽休校期間に入った子どもの昼食を用意するのが困難▽一人親か生活困窮に陥っている-の項目を満たす家庭。同NPOでは宅配の希望者を募っており、食料品の寄付も求めている。
笠井代表は「これまでにない危機感を抱いている。同じような活動が、他の地域にも広がることを願う」と話した。近く配送に着手したいという。
宅配や寄付に関する問い合わせはNPO事務局(電)0297(62)8932。平日正午〜午後4時。
(鈴木剛史)
同NPOは長年にわたり貧困対策に取り組み、2014年からは子ども食堂や学習支援も続けている。笠井代表によると、今月に入り「新型コロナウイルスの影響で仕事が減り食べ物もない」「一斉休校で給食がなくなり困っている」との相談が相次ぎ、食料の宅配事業を企画したという。分量は、大型連休が明けるまで過ごせる程度を想定している。
対象となるのは、新型コロナウイルスの感染拡大で収入が減った▽休校期間に入った子どもの昼食を用意するのが困難▽一人親か生活困窮に陥っている-の項目を満たす家庭。同NPOでは宅配の希望者を募っており、食料品の寄付も求めている。
笠井代表は「これまでにない危機感を抱いている。同じような活動が、他の地域にも広がることを願う」と話した。近く配送に着手したいという。
宅配や寄付に関する問い合わせはNPO事務局(電)0297(62)8932。平日正午〜午後4時。
(鈴木剛史)