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《新型コロナ》中国・柳州市からの倍返し マスク4万枚届く

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新型コロナウイルスの感染拡大に関連し、茨城県阿見町に、中国南部の柳州市からマスク4万枚が届いた。同町は2月に同市に対してマスク約2万枚を寄付しており、その返礼品として2倍の量のマスクが届いた。同町は「町民のために有効に活用したい」と感謝を示し、今後、医療機関や介護事業所、高齢者などに配布する予定。

柳州市は阿見町の友好都市。同町は同市からの要請を受け、1月下旬にマスク約2千枚、2月上旬に追加で約2万枚を送っていた。

今回同市から届いたマスクはその返礼品。同町によると「コロナウイルスと闘う困難な時期に阿見町からサポートしていただいた」と感謝を述べるお礼状も届いたという。

マスクは医療機関や介護事業所、障害者支援施設など計78カ所に配る。施設の規模に応じて、1施設当たり50枚から100枚を割り当てる。また、在宅の高齢者約4700人にも配布予定。1人当たり3枚で、4月中の配布を目指す。

このほか、町はマスク約1万枚の購入も予定している。妊娠中の女性に対して1人当たり3枚を、4月中に配布する予定。(成田愛)

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