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《新型コロナ・感染拡大防止》境町がマスク寄贈 医師会などに2万枚

猿島郡医師会などに医療用マスクなどを贈る境町の橋本正裕町長(右端)=境町役場
猿島郡医師会などに医療用マスクなどを贈る境町の橋本正裕町長(右端)=境町役場


境町は17日、猿島郡医師会(芝田佳三会長)、町歯科医師会(遠藤良平会長)、茨城西南医療センター病院(野村明広院長)に医療用マスク計2万枚などを寄贈した。医師会や歯科医師会がマスクの提供を文書で要望し、町が応えた形で、橋本正裕町長から各団体に手渡された。

贈呈式には、同医師会の芝田会長と村田靖副会長、同歯科医師会の遠藤会長、同病院の玉田千秋事務部長と関根洋子看護部長らが出席。医師会と歯科医師会にはマスク計1万枚、ゴム手袋計1000枚、消毒液計72リットル、茨城西南医療センター病院にはマスク1万枚を贈った。

芝田会長は「コロナとの長い闘いになるが、住民のために闘い続けていきたい」、遠藤会長は「会員からも『マスクは助かる』という声が多い。感染者を出さないようにしっかりやっていきたい」と話した。

玉田事務部長は「看護師らの安全につながり、モチベーションが向上する」と感謝。今回、町は贈呈した2万枚を含め、新たにマスク5万枚を確保。橋本町長は「医療従事者に安心して働いていただくために今後も行政がサポートしていきたい」と語った。

消毒液は町内の企業から寄せられたもので、ゴム手袋は住民(個人)から「役立ててほしい」と町に託されたものだという。(小室雅一)

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