2020年4月23日(木)

埼玉の新型コロナ感染男性、PCR検査隠し受診 古河の外科医院、休診に追い込まれる

休診を知らせる貼り紙=古河市東本町の松永外科医院
休診を知らせる貼り紙=古河市東本町の松永外科医院

古河市東本町の松永外科医院が、埼玉県加須市在住の新型コロナウイルス感染者が受診したことで休診に追い込まれていたことが22日、明らかになった。14日午後4時半ごろ、初診の男性が埼玉県内でPCR検査を同日受けたことを隠し、新型コロナとは別の症状で診察を受けたという。

同医院はホームページで経緯を説明した。男性側は受診後、PCR検査を受けたことを電話で告げた。同医院は保健所に連絡。15日に埼玉県加須保健所から男性の陽性報告を受け、同日から外来診療を中止した。2週間程度休診し、スタッフの感染がないことを確認した上で診療を再開する。

骨折した母親の再診で同病院を訪れた60代の男性は「感染の可能性があるのに告げずに受診するのは犯罪行為では。なぜ県を越えてこの病院に来たのか」と憤っていた。

古河市は「検査を受けた事実がありながら、他の医院を受診するなど考えられない。通院している他の人たちにも大変迷惑な話」と困惑する。同市健康推進部の落合茂樹部長は「医療崩壊にもつながる行為。良識のある行動を取ってもらいたい」と話した。(岡部知江、溝口正則)



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