2020年4月23日(木)

稲敷の公園、チューリップ15万本刈る 新型コロナ感染防止「苦渋の判断」

新型コロナウイルス対策のために刈り取られたチューリップ=稲敷市浮島の和田公園
新型コロナウイルス対策のために刈り取られたチューリップ=稲敷市浮島の和田公園

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、稲敷市は21〜22日にかけて、同市浮島の和田公園に咲くチューリップ15万本を全て刈り取った。同公園を含む市が管理する公園は、23日〜5月6日まで立ち入り禁止とした。

同市の対策会議の方針で、市が管理する公園には立ち入り禁止テープを張り、チューリップも刈り取りを決めた。市担当者によると、先週末、同公園の駐車場には50台近くの車が止まっていた。張り紙で密集を避けるよう案内したものの、チューリップ畑の遊歩道に人があふれかえっていたという。

担当者は「外出自粛で気持ちがふさぎがちになる中で、気晴らしになればと願っていた。来場者の命の方が大切。刈り取りは苦渋の判断だった」と語る。

同公園のチューリップ育成に携わる同市在住の女性(70)は、「仕方がないとはいえ花がかわいそう。これから見頃を迎える花もあった」と寂しさをにじませた。(木村優斗)



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