《新型コロナにまけない》心込め手作りマスク つくばのカラオケ店
新型コロナウイルスの感染予防に役立ててもらおうと、つくば市今鹿島のカラオケ店「カラオケハウス愛」で、布製マスク作りが行われている。店主の池田しつ代さん(72)と常連客が3月末から作り始め、これまでに4千枚を製作。県南西地域の自治体や介護施設を中心に寄贈している。
同店は、コロナウイルスの感染拡大を受けて休業中。池田さんは「休んでいる間に何か人の役に立つことができないか」と考え、常連客と共にマスク作りを始めた。
材料には、さらしとゴムひもを使用。布の裁断や裁縫、ひもの取り付け、完成品の袋詰めなど作業工程ごとに担当を振り分け、10人前後で手作りしている。ゴムひもが入手できない場合は、輪切りにしたストッキングで代用するといった工夫も凝らす。
「マスクを作ったのは初めて。試行錯誤の連続だった」と池田さんは振り返る。調整を繰り返し、最適な大きさや厚さを模索。ゴムひもの部分はあえて結ばず、着用する人が自由に調整できるようにするなど使いやすさを追求した。
完成したマスクは、つくば市や筑西市、県南西地域の医療機関、介護施設に200〜500枚ずつ寄贈される。今後は、県外の老人ホームへ贈る予定もあるという。
また、以前から同店に通うつくば市出身の歌手、川神あいさんもマスク作りに協力する。「活動のことを聞き、自然に協力していた」と材料を探したり、製作を手伝ったりしている。
参加者の一人、藤初子さん(72)は「マスクを提供して喜んでもらえることが励みになる」とやりがいを話す。池田さんも「材料が続く限り、必要としている人のために作り続けたい」と支援を継続していく考えだ。(秋葉凌)
同店は、コロナウイルスの感染拡大を受けて休業中。池田さんは「休んでいる間に何か人の役に立つことができないか」と考え、常連客と共にマスク作りを始めた。
材料には、さらしとゴムひもを使用。布の裁断や裁縫、ひもの取り付け、完成品の袋詰めなど作業工程ごとに担当を振り分け、10人前後で手作りしている。ゴムひもが入手できない場合は、輪切りにしたストッキングで代用するといった工夫も凝らす。
「マスクを作ったのは初めて。試行錯誤の連続だった」と池田さんは振り返る。調整を繰り返し、最適な大きさや厚さを模索。ゴムひもの部分はあえて結ばず、着用する人が自由に調整できるようにするなど使いやすさを追求した。
完成したマスクは、つくば市や筑西市、県南西地域の医療機関、介護施設に200〜500枚ずつ寄贈される。今後は、県外の老人ホームへ贈る予定もあるという。
また、以前から同店に通うつくば市出身の歌手、川神あいさんもマスク作りに協力する。「活動のことを聞き、自然に協力していた」と材料を探したり、製作を手伝ったりしている。
参加者の一人、藤初子さん(72)は「マスクを提供して喜んでもらえることが励みになる」とやりがいを話す。池田さんも「材料が続く限り、必要としている人のために作り続けたい」と支援を継続していく考えだ。(秋葉凌)