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《新型コロナ対策》つくばみらい市、子育て世帯へ独自給付 18歳以下、1人に1万円

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新型コロナウイルス感染拡大に伴い、小中学校の休校などで子育て世帯の負担が重くなっていることを受け、つくばみらい市は、0〜18歳の子どもがいる保護者に1人につき1万円を給付するなど、子育て世帯に対し、独自に給付金を支給する。補正予算案を5月15日開会の市議会臨時会に提出。市は準備が整い次第、速やかに給付するとしている。28日会見を開き発表した。

給付金は3種類で、(1)児童扶養手当を受け取っている世帯に1人につき5千円を給付する「子育て特別応援金」(対象人数300人)(2)学校休校中の給食の代替措置として、低所得世帯の子ども1人につき5千円を給付する「子育て世帯臨時応援金」(同380人)(3)所得制限を設けずに、0〜18歳の子どもがいる保護者に1人につき1万円を給付する「子育て世帯応援金」(同9205人)-。必要となる事業費9355万円は財政調整基金などを充てる。

国が緊急経済対策として、子ども1人当たり1万円を配る「子育て世帯への臨時給付金」は中学校卒業までを対象としているが、同市の「子育て世帯応援金」は、18歳まで対象を広げ幅広く支援する。

市内の公立幼稚園、小中学校の休校期間は5月31日までとなっており、小田川浩市長は「国や県の支援と合わせ市独自の取り組みで、子育て家庭を応援していく」と話した。(吉原宗康)

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