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《新型コロナ対策》常陸太田の福祉事業者 移動スーパーで温泉水販売

温泉水の販売を始める移動スーパーの三村恭兵店長=常陸太田市木崎二町
温泉水の販売を始める移動スーパーの三村恭兵店長=常陸太田市木崎二町


常陸太田市を中心に各種福祉事業を展開している「いばらきのケア」(同市木崎二町、石川剛社長)は2日から、同社が運営する高齢者デイ・サービス施設などで活用している温泉水の販売を始める。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、市内の日帰り温泉施設などが利用を休止しており、同社の移動スーパーで、2リットルペットボトル1本590円で取り扱う。

同社によると、販売するのは、静岡県熱海市内の塩分や硫酸イオンなどが多い温泉水で、弱アルカリ性。家庭の浴槽(約200リットル)で使用する場合は温泉水を約2リットル使用する。お湯の温度を適温にしてから温泉水を入れ、かき混ぜてから入浴する。

移動スーパーは軽トラックに食料品や日用品などを載せて利用者宅に出向き、玄関先で買い物ができるもの。移動スーパーの三村恭兵店長は「家庭で温泉気分を味わって、少しでもリフレッシュしてもらえれば」と話している。

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