2020年5月2日(土)

《新型コロナ対策》大洗観光協会 観光の街、CFで支援

6月30日まで 出資で割り増し商品券

大洗町の店舗支援クラウドファンディングを紹介する大里明会長(右)と広岡祐次社長=県庁
大洗町の店舗支援クラウドファンディングを紹介する大里明会長(右)と広岡祐次社長=県庁

新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請が続く中、大洗観光協会は1日から、大洗町内店舗を支援するクラウドファンディング(CF)を始めた。応援したい店舗の商品券を購入し、売り上げの「前借り」として支援するほか、町全体の支援枠も用意。同町は県内トップの入り込み客数を誇る観光地だが、現在は感染拡大防止のため来訪自粛を呼び掛けている。売り上げが落ち込む宿泊施設や飲食店などを支援し、「落ち着いたとき笑顔で活気のある町を取り戻したい」(同協会)としている。

CFは「大洗『おかえり』ミッション!」。町、町商工会、町ポータルサイト制作を手掛けるハイド&ルーク(同町港中央、広岡祐次社長)が協力。店舗の参加条件は町内事業者で同協会か同商工会に加盟し、3〜4月に前年同月比10%以上売り上げが減少している店舗や、開業1年以内の店舗。費用負担はない。

店舗個別支援は、支援者が店舗を指定して出資すると、CF終了後に金額を10%上乗せした額のチケットが届く。飲食・土産物店などは支援額3千〜1万円。宿泊施設は1万〜3万円。それぞれ1店舗当たりの上限額を設ける。チケットの有効期限は8月から半年間を予定。宿泊施設は同月以降で、町の自粛要請解除から一定期間を空けた半年間を予定している。

町全体後方支援では、チケットの購入なしで、支援額は1万〜50万円。金額に応じて町特産品の詰め合わせなどを送る。出資金の総額から、個別支援の上乗せ分10%と経費を差し引いた額を、参加店舗に均等に分配する。

同協会によると、参加表明している45店舗(4月30日正午現在)の3〜4月の売り上げは平均で前年比56・7%減少。うち宿泊施設は16店舗中、14店舗が同7割以上減少となった。5月の大型連休にかけても、売り上げが厳しい状況は続く。大里明会長は「来店するお客さまの数が見えれば、困難を乗り切る糧となる。コロナを乗り越え、今後も観光の町として発展するための一助となれば」と話した。

募集期間は6月30日まで。目標金額は2千万円。参加店舗についても、段階的に募集していく。CFサイト「キャンプファイヤー」で支援を呼び掛ける。



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