《新型コロナ対策》木内酒造ら3社連携、高濃度エタノール寄贈
木内酒造(那珂市鴻巣)は8日、新型コロナウイルス感染拡大で消毒用アルコールが不足しているのを受け、アサヒビールとキリンビールの2社と連携して手指消毒用に利用できるアルコール度数70%の高濃度エタノールを製造し、県や各社工場が立地する守谷、取手、石岡、那珂の計4市に寄贈すると発表した。同酒造の八郷蒸溜所(石岡市)で製造する。原料は2社が飲食店向けに製造し、感染拡大に伴う外出自粛で出荷見込みのないビールを使用する。製造費用は分割で負担する。計1260リットル分の製造を4月30日から開始した。5月13〜15日にかけて寄贈する。