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《新型コロナ対策》北茨城市、児童生徒に2万円給付

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新型コロナウイルスの感染拡大で小中学校の臨時休校が続く中、北茨城市は児童生徒がいる世帯に、1人当たり2万円を給付する。併せて、県教委による授業映像のインターネット配信を閲覧できない児童生徒には、映像のDVDやプレーヤーを貸し出す。

同市内の小中学校は31日まで臨時休校となっており、児童生徒がいる世帯への支援と子どもたちの学習機会の確保が目的。4月30日に専決処分しており、6月の市議会定例会に議案提出する。

2万円給付は、同市の住民基本台帳に載っている小学1年から中学3年生が対象で、市外の私立小中学校に通う児童生徒も含む。約3千人を見込み、予算額は6216万円。5月中の申請書送付を予定し、返送後、速やかに各世帯へ振り込む。

またDVDやプレーヤーの貸し出しは、自宅にネット環境がなく、県教委が児童生徒の学習支援のため動画投稿サイト「ユーチューブ」に開設したチャンネル「いばらきオンラインスタディ」を閲覧できない児童生徒に行う。映像データを家庭学習に役立ててもらう。予算額は189万円。

市教委教育総務課は、参考書の購入などに充ててほしいとしており、「一日も早く給付し利用してもらえるよう準備したい」としている。

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