国が新型コロナウイルス感染拡大に伴い全国民に一律10万円を配る「特別定額給付金」について、神栖市は8日、早期給付を希望する市民に向けた申請書を市ホームページ(HP)上に掲載した。申請書は市役所分庁舎(同市溝口)と波崎総合支所・防災センター(同市波崎)でも配布する。

早期給付希望者は、申請書に必要事項を記入の上、運転免許証など身分証明書の写しと、口座の名義人が分かる通帳やキャッシュカードの写しを同封して市に郵送する。

マイナンバーカードの所有者はオンラインでも申請できる。市によると、7日までに499件の申し込みがあったという。

郵送申請については、市が18日に各世帯に申請書を発送し、翌19日から受け付けを開始する。

給付は、早期給付希望者やオンライン申請者には5月中旬、郵送申請者には同下旬以降の開始を見込む。

また同市は8日までに、「特別定額給付金プロジェクトチーム」を設置したと発表した。同チームは18人で構成。チーム長に高安桂一総務課長を充てる。同給付金に関する相談や問い合わせは、同チーム専用ダイヤル(電)0299(77)7704。平日は午前8時半〜午後5時15分、土日祝日は午前9時〜午後5時。