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《新型コロナ対策》かすみがうら市、飲食店へ協力金10万円 市民に割引チケットも

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かすみがうら市は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で売り上げが減った市内の飲食店を支援しようと、テークアウトや宅配を行う店に協力金10万円を給付する。消費を促すため、市民に1世帯当たり千円分の割引チケットも配る。緊急事態宣言が緩和されても需要減は続くとみて、消費を下支えするのが狙い。5月下旬に協力金を給付し、6月下旬にもチケットを配り始める。

市地域未来投資推進課によると、2本立てで飲食店を支える。市内のチェーン店を除く地場の43店舗を対象に、テークアウトと宅配を行う店に登録を呼び掛ける。登録店には申請に応じて準備のための協力金を出す。市は登録をまとめ共通のチラシを作り市内に配る。インターネットのサイトも作りPRする。

市民向けには、1世帯当たり500円の割引チケット2枚、計千円分を配る。市内1万7498世帯を対象とし、区長を通じて各世帯に配る予定。

チケットはテークアウトと宅配の商品を買う際に金券として使える。チケットはおつりは出ない。飲食店は受け取ったチケット分の金額を市に請求し、市が支払う。市は2020年度一般会計補正予算に計約1200万円を盛り込んだ。

市内の飲食店からは「売り上げが大幅に減った」という声が上がっている。市は外出自粛が解かれた後もすぐには店に客足が戻らない可能性があると判断。店内でのチケット利用も含め「状況の変化に応じて柔軟に対応できれば」としている。

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