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《新型コロナ》茨城、緊急事態宣言解除 初めての週末 登山客まばら、雪入山

ネイチャーセンター周辺の草刈りをする川崎慎二所長=かすみがうら市雪入
ネイチャーセンター周辺の草刈りをする川崎慎二所長=かすみがうら市雪入


■日常を取り戻せるのか

新型コロナウイルスを巡る国の緊急事態宣言解除を受け、初めての週末となった16日、県内の行楽地は、雨が降ったりやんだりの天候も影響してか、人影はまばらで、まだ外出を控える傾向が続いてることをうかがわせた。

かすみがうら市雪入の雪入山は16日、自然公園の駐車場が開場された。雨もあって散策の客足はまばらだったが、「良かった」「今年は遠出できない」と安堵(あんど)と不安が入り交じる声が聞かれた。園内では職員が登山道の草刈りなどの作業をし、手探りの再スタートを切った。

中腹にある「雪入ふれあいの里公園」では16日午前、駐車場に約10台の車が入り、自然散策や山菜摘みを楽しむ人の姿がぽつぽつと見られた。同公園はハイキングコースが整備され、例年の週末はハイカーでにぎわうが、今年は緊急事態宣言で閉鎖。12日から駐車場の閉鎖が解除された。

夫婦で百名山登山を目指しているという阿見町の女性(61)は、2カ月ぶりに山を歩いたという。「やっと解除になりほっとしている。足慣らしにまずは近場からと思って来た」と喜びつつ、「今まで通りにはいかない。周囲の目も気になるので今年は遠出できない」と声を落とした。

小学1年の長男(6)と訪れたかすみがうら市の40代女性は「自粛中は子どもを遊ばせられなかったので解除はありがたい。皆気持ちが変わってしまった中で日常を取り戻せるのか」と不安を口にした。

同公園ネイチャーセンター周囲の草刈りをしていた川崎慎二所長(53)は「いつ人が来てもいいように整備している。センターはまだ閉鎖しており、団体客が来ると密になりやすい。首都圏からの客も多く、感染が再び広がらないよう対策が必要」と頭を悩ませている。

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