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《新型コロナ対策》土浦看護専門学校でオンライン授業 介護の実演流し現場をイメージ

空き教室で実演映像を流しながらポイントを解説する教員=土浦市滝田
空き教室で実演映像を流しながらポイントを解説する教員=土浦市滝田


新型コロナウイルスの感染拡大を受け、土浦市滝田の土浦看護専門学校でオンライン授業が実施されている。病院での実習が難しい状況の中、教員らは介護の実演やビデオ映像を取り入れ、現場の様子がイメージしやすい授業を心掛けている。同校は、4月20日からオンライン授業を開始した。通常の講義は録画したものを配信し、ディスカッションが必要な授業ではビデオ会議システムを活用している。

授業の撮影は空き教室などで実施される。「日常生活の援助技術」の授業では、教員がベッドのシーツ交換の実演映像を流しながらポイントを解説していた。

また、授業後のアンケートやビデオ会議システムによるホームルームを通し、生徒一人一人の授業の理解度を把握するよう努めている。

同校の田口昭子教諭(49)は「オンライン授業には、介護のデモンストレーションなどを何度も見直せるという利点がある」と強調。高嶋真希子副校長(51)は「教材の一つとして今後も活用していきたい」と展望した。

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