札幌市の企業が18日、土浦市おおつ野の土浦協同病院に医療用防護服500着を寄贈した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い医療用物資が不足する中、同社は「医療現場で使っていただければ」と申し出た。

寄贈したのはオフィスビルなどを経営する北海道通信ビル(本社札幌市、松木謙公社長)。この日は同社の担当者が、コロナ感染防止に役立つ化学繊維製の医療用防護服を同病院に届けた。

防護服はピーク時には1日100着を使うこともあるといい、酒井義法病院長は「マスク不足は改善してきたが防護服は足りておらず、寄贈はありがたい。大切に使わせていただく」と感謝を述べた。