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《新型コロナ対策》坂東市、子育て世帯に臨時給付 ひとり親の食事支援

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坂東市は、新型コロナウイルス感染症への対策事業として、子育て世帯に臨時こども手当や臨時児童扶養手当の支給をはじめ、「テイクアウト・デリバリー事業支援金」「テイクアウトこども食堂補助金」などの事業を実施する。

14日の臨時市議会で、55億4104万円を追加する本年度一般会計補正予算案が可決された。補正内容は新型コロナウイルスの感染拡大に対応する国や県、市独自の緊急対策に伴うもの。国が全ての国民に現金10万円を支給する「特別定額給付金」に約54億円を予算化した。

また、国が1人当たり1万円を給付する子育て世帯への臨時特別給付金とは別に、同市は、臨時こども手当(3894万円)、臨時児童扶養手当(328万円)をそれぞれ1人につき5千円給付する。国の手当と合わせ最大2万円の給付となり、臨時こども手当は0歳から18歳までの子どもがいる世帯7787人が対象。臨時児童扶養手当は、今年4月分の児童扶養手当を受給している児童655人に給付する。どちらも支給日は6月10日の予定。

このほか、ひとり親世帯など食事の支援が必要な家庭を対象に上限700円の食事券を配布する「テイクアウトこども食堂」(126万円)▽5月15日から全ての市民に5枚ずつマスクを郵送(1540万円)-など。これらの予算は、市庁舎駐車場整備工事費や各種イベント補助金などを組み替えて、1億1273万円を捻出した。

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