2020年5月25日(月)

茨城県内大型連休 交通量、事故が大幅減 外出自粛影響か 速度違反摘発は増

今年のゴールデンウイーク(GW)の4月29日から5月6日までに、茨城県内主要交差点や観光地付近の交通量が大幅に減少したことが24日までに、県警などへの取材で分かった。県内で4月に発生した人身事故も大きく減少。本県以外の都道府県でも交通事故件数が減っており、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛が影響したとみられる。

県警交通規制課によると、主な交差点では日立市の国道6号「日立駅入口」で20%、土浦市の国道345号「千束町」で27%、水戸市の国道6号「酒門六差路」で29%、それぞれ交通量が減った。

観光地は国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)付近で56%、アクアワールド県大洗水族館(大洗町)付近で42%の減少だった。いずれも4月29日から5月6日までの前年との比較。信号機付近などに設置されている車両感知器や光ビーコンを基に調査した。

高速道路の通行車両も大きく減少。国土交通省がまとめた大型連休中(4月25日から5月6日)の1日平均交通量は、常磐自動車道の高萩インターチェンジ(IC)-北茨城IC間が、昨年(4月27日から5月8日)に比べて25%減の約9300台だった。

県内で4月に発生した人身事故も大きく減少した。
県警交通総務課によると、前年の651件から約3割減り、今年は458件発生。過去5年間で最も多かった2015年の998件と比較すると半数以下まで減る形となった。

死者数は6人で、前年比3人減。負傷者数は557人で、262人減少した。同課の担当者は「事故件数自体、年々減少傾向にある。コロナの影響かどうかは分析を重ねていく」とした。

警察庁のまとめによると、全国で発生した4月の交通事故は、2万805件で、月間データが残る1989年以降で最少だった。

都道府県別で減少幅が最も大きかったのは東京都の48・2%で、次いで群馬県47・7%、福井県47・2%。本県は30・2%だった。

交通量と事故件数が減少した一方で、県内の最高速度違反の取り締まり摘発件数は増加した。県警交通指導課によると、4月は2993件で前年と比べ13・5%増加した。

同課の担当者は「コロナの影響と一概には言えないが、交通量が減ったことに便乗し、スピードを出し過ぎないよう注意してほしい」と呼び掛けた。

■鉄道、バスも利用者減
新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が求められた今年の大型連休は、鉄道やバスの利用客も大幅に減少した。

JR東日本水戸支社によると、JR常磐線の特急は4月24日から5月6日までの利用客が2・8万人で、前年同期の40・2万人と比べ93・0%減少した。

つくばエクスプレス(TX)は、昨年4月27日から5月6日までの10日間と、今年の4月29日と5月2〜6日までの6日間の利用客を比較したところ、約8割減だった。高速バスの乗客も大きく減った。JRバス関東水戸支店によると、水戸駅-東京駅間の同社運行分について、今年4月25日から5月6日までの利用客が、昨年4月27日から5月6日までと比べて96・7%減少。便数自体も7割減だった。



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