2020年5月25日(月)

高校総体中止 茨城も代替大会検討

茨城県高体連 6月中旬に方向性

中止となった「北関東総体2020」のポスター
中止となった「北関東総体2020」のポスター

新型コロナウイルスの影響で今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)が史上初めて中止されたことを受け、最終学年の生徒が成果を発揮できる各自治体レベルでの「代替大会」を茨城県など31都府県が実施方針か、または実施を検討していることが24日、47都道府県高体連への共同通信の調べで分かった。感染対策で県高校総体のような多くの競技を一斉に実施する方式は困難だが、救済策を模索する動きが全国に広がっている。

茨城県高校体育連盟(県高体連)は「代替大会」の開催を検討している。来月中旬に書面での理事会を経て、大会方式など開催の方向性を決める方針だ。

県高体連によると、代替大会の開催の意向について、アンケートで冬季種目を含めた全36競技の各専門部に尋ねている最中。アンケートは6月1日に締め切られ、24日時点で全ての回答は集まっていないが、「半数以上は開催したいとの意向」という。

県高体連は、既に6月末までの主催大会(地区大会を含む)の中止を決定しており、県立高の学校再開が早くても6月8日になることなどから、練習期間を確保した上で、大会を開催した場合、時期は早くても7月末になる見込みだ。

開催に当たっては、体力低下による熱中症やけがへの懸念もあり、感染予防策とともに対策が求められる。授業時間や会場の確保も課題だという。

県高体連の久保佳彦理事長は「生徒たちの進路や、それぞれの競技の事情もある」とした上で、「何かしらの形で3年生がこれまでやってきた成果を発揮できる場をつくりたい」と強調した。

★全国高校総合体育大会
高校スポーツ日本一を決める総合競技大会。インターハイとも呼ばれ、夏に陸上、水泳など30競技を実施する(冬はスキー、スケートなど)。トップ選手への登竜門で、陸上男子の桐生祥秀(日本生命)や米プロバスケットボールNBAの八村塁(ウィザーズ)らも活躍した。各競技の全国高校選手権が1963年に統合され、第1回は新潟県を中心に実施。負担軽減などを目的に2011年から複数の自治体にまたがるブロック開催となった。19年の参加選手総数は約2万8千人。20年大会は新型コロナウイルスの影響で史上初めて中止が決まった。



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