《新型コロナ対策》茨城県教育研修センター 教諭に助言、月内配信開始 テレビ会議で教育語る
茨城県教育研修センター(笠間市平町)は、教育について専門家の講師と教諭らがテレビ会議で語り合う「オンライン・エドカフェ」の配信を始める。新型コロナウイルス対応でインターネットの活用を図りながら、教職員に学びの機会を提供する新企画。配信は今月内に始まり、8月まで全7回を予定する。動画は誰でも見られるよう同センターホームページに載せる。
講師は、ドキュメンタリー映画「みんなの学校」の舞台となった大阪市立大空小の初代校長、木村泰子さん。同小は発達障害のある児童なども分け隔てなく学ぶ取り組みを行っている。
26日には第1回収録が行われ、木村さんと教諭ら計7人が参加。木村さんが現場の悩みに答えた。木村さんは「子どもは全員違いがある」と語り、「普通」という枠にはめない教育の重要性を示した。
学校で暴れる子どもにどう対応すべきかについては「困っているのは、その子だと気付くこと。邪魔として放り出しても、周りの子は育たない」と主張。本人が安心して帰れる教室をつくるため、周囲の子どもたちとのつながりを深める工夫が必要とした。木村さんは最終回まで大阪から参加する。
同センターは「木村先生の本音の語りの中に、参考になることがたくさんあった。教職員だけでなく、広くご覧いただきたい」と視聴を呼び掛けた。今後の収録に向け、教職員からの質問募集も検討する。
講師は、ドキュメンタリー映画「みんなの学校」の舞台となった大阪市立大空小の初代校長、木村泰子さん。同小は発達障害のある児童なども分け隔てなく学ぶ取り組みを行っている。
26日には第1回収録が行われ、木村さんと教諭ら計7人が参加。木村さんが現場の悩みに答えた。木村さんは「子どもは全員違いがある」と語り、「普通」という枠にはめない教育の重要性を示した。
学校で暴れる子どもにどう対応すべきかについては「困っているのは、その子だと気付くこと。邪魔として放り出しても、周りの子は育たない」と主張。本人が安心して帰れる教室をつくるため、周囲の子どもたちとのつながりを深める工夫が必要とした。木村さんは最終回まで大阪から参加する。
同センターは「木村先生の本音の語りの中に、参考になることがたくさんあった。教職員だけでなく、広くご覧いただきたい」と視聴を呼び掛けた。今後の収録に向け、教職員からの質問募集も検討する。