次の記事:常磐道で速度違反、身代わり出頭させる レーサーら逮捕

新型コロナで休園のひたち海浜公園、6月1日再開

【AD】


新型コロナウイルスの影響で休園中の国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)について、国土交通省関東地方整備局は29日、同園を6月1日から再開すると発表した。全国で緊急事態宣言が解除されたほか、茨城県が対策基準を「ステージ2」に緩和したことを踏まえた。

公園は4月4日から休園しており、再開は59日ぶり。通常通り午前9時半〜午後5時まで営業する。県の方針を踏まえ、北海道と首都圏からの来園は自粛を呼び掛ける。一部アトラクションの利用は休止し、乗車定員を削減する。「みはらしの里」の古民家を立ち入り禁止とし、バーベキュー広場のサイト数を抑制するなど、利用者の距離を保つ対策を講じる。イベントは6月30日まで中止する。

休園した4、5月はネモフィラが見頃を迎え、200万人超の年間来園者の5割が訪れるハイシーズンだった。公園管理センターは「今はバラやシャーレーポピーが見頃。感染防止対策を行って見に来てほしい」としている。

年間パスポートは、休園期間の58日分を延長する。

■大洗水族館、通常に 6月1日から

県は29日、アクアワールド県大洗水族館(大洗町)について6月1日から通常営業を再開すると発表した。現在は新型コロナウイルス対策で閉館を1時間早め、土日の営業を休止していた。営業時間は午前9時から午後5時となる。入館者千人を目安としていた入場制限や、一部の屋内プログラム中止は継続する。

■大子町 袋田の滝も同調

大子町は、県内有数の観光地・袋田の滝の観瀑(かんばく)施設の利用を6月1日に再開する。袋田の滝トンネルを含めた第1観瀑台、エレベーターで上がる最上階の第2観瀑台までを完全オープンする。

同施設は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、4月14日から第1、第2観瀑台などを休止し、袋田第1・第2駐車場は同25日から閉鎖している。県有の主な観光施設が6月1日から再開する方針であることから、歩調を合わせた。

来場者には、マスク着用と社会的距離を取ることをスタッフが呼び掛ける。また、第2観瀑台につながるエレベーター内は、2、3人の乗車に制限する。

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース