2020年5月31日(日)

水戸の純喫茶「BENZ(ベンツ)-103」6月1日復活 新型コロナで4月に閉店も男性継承申し出

新オーナーを迎え6月1日に再開することになった喫茶店「BENZ-103」=30日午後、水戸市泉町
新オーナーを迎え6月1日に再開することになった喫茶店「BENZ-103」=30日午後、水戸市泉町

新型コロナウイルスの影響で4月30日に閉店した水戸市泉町2丁目の喫茶店「BENZ(ベンツ)-103」が6月1日、再開することになった。閉店の知らせを聞いた同市内の男性(56)が急きょ経営を引き継ぎ、店も従業員も変えずに再開させる。男性は「こうした老舗がなくなることは文化を消すのと同じ」と語り、存続を誓った。

同店は1963年創業で、昭和の雰囲気漂うレトロな純喫茶。店舗1階の隣のガレージに創業者の古いメルセデスベンツ1台が置かれている。新オーナーの男性は20年来の客。「雰囲気と味が気に入っていた」と話す。建物の趣も前から面白いと感じていたといい、他の人の手に渡り変わってしまうのを惜しみ、経営継続を決断した。

男性が閉店を知ったのは4月27日。知人を介して不動産の所有者を探し、5月1日に直接会って「そのまま借りたい」と伝えた。創業者家族ら経営者と、女性3人の従業員とも交渉し、不動産の賃貸借契約や経営、雇用に関する合意を同4日までに取り付けた。その後、従業員らと一緒に店内の片付けや清掃を実施。26日付で保健所の営業許可が出た。

店はもともと創業者の妻(92)が経営。新型コロナで従業員や客が感染するのを恐れ、4月30日に閉店した経緯がある。再開に当たり新オーナーは出入り口のテント看板を更新し、青と白の縦じまに屋号「BENZ-103」を記した。



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