2020年6月2日(火)

新型コロナ給付金作業で自治体混乱 記入漏れ、書類添付漏れ 土浦市で1割見つかる

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府が国民に一律10万円を配る「特別定額給付金」に関し、給付を行う茨城県内の市町村の現場で混乱が続いている。土浦市では、市民からの申請書に記入漏れや書類の添付漏れが全体の約1割に見つかり、確認作業の負担が増大し、これまでの給付率が約12%にとどまる要因の一つとなっている。「給付が遅い」と全国的な批判もあり、同市は「正確な給付のため確実に作業を行いたい」と理解を求めている。

同市社会福祉課によると、5月末までに、対象6万7千世帯のうち5万3千世帯から定額給付金の申請があった。1割に当たる数千件で書類の不備が見つかった。

主な不備は、申請書に添付する預金口座や本人確認書類のコピーが添付されていなかったり、申請人と口座の名前が一致していなかったりする例が多い。オンライン申請後に郵送の申請書も送り、二重申請した例も目立つという。不備を見つけた場合、市は添付書類を送るよう連絡するなどの対応を取っている。

給付作業は、市民から送られた申請書の内容から振り込みデータを作成する。人材派遣や他部署の職員を集め連日作業に当たるが、平日の処理は3千件程度が限界。土日に1万数千件を入力したところ、システムに負荷がかかるトラブルが重なり、遅れにつながった。

安藤真理子市長は「二重給付のミスを防ぐため時間をかけざるを得ない面がある。早期給付に全力投球したい」と強調した。



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