次の記事:常磐道で速度違反、身代わり出頭させる レーサーら逮捕

《新型コロナ対策》和歌山・田辺市から茨城県立中央病院へ梅干し 医療従事者に謝意

南高梅梅干しを受け取る県立中央病院の島居徹病院長(右)=笠間市鯉淵
南高梅梅干しを受け取る県立中央病院の島居徹病院長(右)=笠間市鯉淵


新型コロナウイルス感染予防の最前線にいる医療従事者に感謝の意を表そうと、和歌山県田辺市は4日、同市名産の南高梅梅干し4千粒を、姉妹都市の茨城県笠間市を通じて患者受け入れをしている県立中央病院(同市鯉淵)に寄贈した。

同病院棟前で行われたセレモニーでは、田辺市の真砂充敏市長の代理として、笠間市の山口伸樹市長が島居徹病院長に梅干しを寄贈した。島居病院長は「コロナ対策では地元笠間市からさまざまな支援を頂いている。今回、友好都市の田辺市から名産の梅干しを頂きうれしく思う。梅干しのクエン酸は疲労回復効果があるとされている。田辺市民の優しさに思いをはせながら、職員みんなで味わいたい」と笑顔で話した。

笠間市と田辺市、京都府綾部市、北海道遠軽町の4市町は2008年、合気道の開祖として知られる植芝盛平ゆかりの都市として、相互理解と親善を目的に友好都市提携を結んだ。田辺市は新型コロナ感染拡大で医療従事者に感謝の意を表そうと南高梅梅干し3万1500粒を購入し、友好都市の遠軽町のほか、大阪府堺市、島根県出雲市などにも寄贈している。

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース