《新型コロナ対策》鹿嶋市、敬老会を中止 本年度 代替に食事券配布
鹿嶋市は、今年9月に予定していた敬老会の式典を本年度に限って取りやめる。9日開催の定例会見で市側が明らかにした。高齢者が多数集まる機会を避け、新型コロナウイルスの感染リスク低減を図りたい考え。代替として、高齢者に市内飲食店で利用できる2千円の食事券を配布する「長寿祝い膳応援事業」を実施する。
同市の敬老会は、8月1日現在で年度内に75歳以上を迎える市内高齢者を対象に実施。市によると、本年度の対象者は1万人余りに上るという。市は式典中止に伴い、11日開会の市議会6月定例会に式典経費など計988万円を減額する補正予算案を提出する。
祝い膳事業は、同ウイルスで影響を受けた高齢者に元気を取り戻してもらうとともに、長期間にわたり売り上げ減に苦しむ市内飲食店の支援が狙い。
食事券は、来店や出前などで利用可能。敬老会と同様に75歳以上の高齢者に千円券2枚つづりの券を配布する。使用可能期間は配布後から来年3月末まで。事業費は2242万円で、国の同ウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てる。食事券送付時には、式典中止に伴う錦織孝一市長からのメッセージや、マスクも同封する。
市は今後、店内利用やデリバリー対応できる店舗を取りまとめ、パンフレットなどを通して対象者に周知する予定。
同市の敬老会は、8月1日現在で年度内に75歳以上を迎える市内高齢者を対象に実施。市によると、本年度の対象者は1万人余りに上るという。市は式典中止に伴い、11日開会の市議会6月定例会に式典経費など計988万円を減額する補正予算案を提出する。
祝い膳事業は、同ウイルスで影響を受けた高齢者に元気を取り戻してもらうとともに、長期間にわたり売り上げ減に苦しむ市内飲食店の支援が狙い。
食事券は、来店や出前などで利用可能。敬老会と同様に75歳以上の高齢者に千円券2枚つづりの券を配布する。使用可能期間は配布後から来年3月末まで。事業費は2242万円で、国の同ウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てる。食事券送付時には、式典中止に伴う錦織孝一市長からのメッセージや、マスクも同封する。
市は今後、店内利用やデリバリー対応できる店舗を取りまとめ、パンフレットなどを通して対象者に周知する予定。