2020年6月16日(火)

突風、トタン屋根飛ぶ 建物被害19件、停電2000件超 那珂

強風で飛ばされたトタン屋根を片付ける作業員ら。奥側の民家では屋根の一部が壊された=那珂市瓜連
強風で飛ばされたトタン屋根を片付ける作業員ら。奥側の民家では屋根の一部が壊された=那珂市瓜連

茨城県内は15日夜、大気の状態が不安定になった影響で、県北地域を中心に強い風や雷雨に見舞われた。那珂市では建物のトタン屋根が突風で飛ばされたほか、住宅の窓ガラスが割れ、建物被害が19件あった。ひょうも降った。同市で2112軒、常陸大宮市で23軒が停電した。

同日夜は、県北部に「竜巻注意情報」が出ていた。水戸地方気象台によると、日中の気温上昇と上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定になったという。

那珂市瓜連では住宅のトタン屋根が飛ばされ、電線に引っ掛かり停電が発生した。東京電力によると、停電は16日午前0時50分ごろ復旧し、トタン屋根は同日午前、撤去された。

同市防災課によると、建物被害があったのは瓜連、静の両地区。屋根瓦が飛び、神社付近では倒木があった。農作物被害は静、下大賀、門部の3地区が中心で、鉢植えのマリーゴールド475鉢が倒れ、ニラやブドウ、カボチャなどが降ひょう被害を受けた。

同市瓜連で花店を営む金子由美子さん(56)は15日午後9時すぎ、車で帰宅した際、ひょうで前が見えない状態だった。「バチバチとものすごい音がした。信号が消え真っ暗だった」と振り返った。同所の主婦(78)は「停電は恐ろしく、何が起きたのかと思った。こんな強風は初めてで皆驚いている」と話した。

■倒木、水郡線に遅れ
15日午後9時49分ごろ、那珂市下大賀のJR水郡線静-常陸大宮駅間で、水戸発西金行き下り列車が沿線に倒れかかっていた木(太さ約30センチ、長さ約10メートル)と衝突した。けが人はなかった。

倒木の撤去や安全確認を行い、同線は同11時54分に運転を再開した。JR水戸支社によると、影響で下り3本が最大1時間2分遅れた。



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