2020年6月21日(日)

日立・金沢町に子ども食堂 地域の輪で孤食化防げ

住民運営 高齢者交流の場も

毎週木曜日に開設される「塙山みんなのカフェ」の試食会でカレーを頬張る子どもたち=日立市金沢町
毎週木曜日に開設される「塙山みんなのカフェ」の試食会でカレーを頬張る子どもたち=日立市金沢町

地域の子どもや高齢者が気軽に立ち寄り、食事を楽しめる子ども食堂「塙山みんなのカフェ」が日立市金沢町2丁目の塙山交流センター内にオープンした。地元の「塙山学区住みよいまちをつくる会」(西村ミチ江会長)が運営し、25日から週1回のペースで夕食を提供するほか、日中は高齢者が交流できるカフェとして開放する。オープンセレモニーが16日、同所で開かれ、試食会では子どもたちに手作りカレーなどが振る舞われた。

同会は、幅広い世代が食事をしながら交流できる居場所づくりを通じ、子どもや高齢者の孤食化を防ぐとともに、見守り支援につなげる考えだ。

同カフェは、毎週木曜日に同センターの和室とウッドデッキで開設。午後3〜4時半は「喫茶店」としてコーヒーと紅茶(ともに100円)を提供する。「子ども食堂」は同5〜7時にオープンし、大人(中学生以上)は300円、子どもは100円で温かい夕食を味わえる。

市が改修した調理場を活用し、同会メンバーの地域住民が料理に腕を振るう。食材は家庭菜園で野菜を育てる住民やスーパーなどから提供を受け、集まった材料で毎週献立を考える。

カフェ開設に合わせ、同会は住民から寄せられた基金を使い、中庭にウッドデッキを整備した。当初は5月中のオープンを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で調理場が使えず延期。県のコロナ対策が「ステージ1」へ引き下げられたのに伴い、開設が実現した。

オープンセレモニーには、市や市社会福祉協議会の関係者などが出席。小川春樹市長は「少子高齢化が進む中、子どもと高齢者が一緒になった居場所づくりはありがたい。地域の輪、セーフティーの輪をつないでほしい」とあいさつした。

西村会長は「家庭的な温かい雰囲気で、地域のみんなに顔を出してもらえる、塙山らしい場所にしたい」と思いを語った。

同日夕方に試食会が行われた。この日のメニューは夏野菜カレーとフルーツヨーグルトあえ。同会が運営する児童クラブの子どもたち17人が集まり、元気よく食事を頬張っていた。

市立塙山小2年の平口太陽君(7)は「みんなで食べると楽しい」と完食。同小6年の岡崎遥士君(11)は「野菜の食感が良く、おいしかった。また来たい」と満足そうに話した。



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