2020年6月23日(火)

JR水戸支社が新型保守用車を導入 国内初、車両内で作業可能

MMUの車両内で保守作業する作業員
MMUの車両内で保守作業する作業員

JR東日本水戸支社は新型保守用車「MMU」(Mobile Maintenance Unit)を試験導入する。車両内で線路の保守作業ができることなどが特長。同支社によるとMMUの導入は国内初。

「MMU」はドイツ製で、移動作業車と材料運搬車の2両1編成。移動作業車は全長約22メートル、最大幅約2.94メートル。側面は可動式で車両内の作業スペースは4.43メートルまで拡幅できる。一部を除いて床がなく、直接線路内で作業できる。

材料運搬車は全長約22メートル、最大幅約2.85メートル。最大1.5トン、最長10メートルの資材を搭載可能。パワーリフターとホイストクレーンのほか、屋根上に架線設備点検台を備える。

常磐線は東日本大震災で最後に復旧した富岡-浪江駅間で最新の鉄道設備を備えるほか、同区間は夜間に貨物列車が運行していないため、同支社管内での導入となった。

10月からの2020年度下期以降に、常磐線富岡-原ノ町駅間の本線上で試験や試行を行う。21年度には線路などの鉄道設備について各種データを集める測定機器を搭載した検査駆動車を試験導入する予定。MMUと連結し保守用車(愛称ジーマック)として運用する。雨宮慎吾支社長は「効率的に保守業務を行っていくため、活用の可能性を追求しながら使っていきたい」としている。

MMUの移動作業車
MMUの移動作業車


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