2020年6月23日(火)

「日本ジオパーク」再認定へ 「茨城県北ジオ」案内人がネットワーク組織 日立で設立総会

広域活動、スキル向上へ

設立総会に臨んだ「県北ジオパーク構想・インタープリターネットワーク」の会員たち=日立市十王町友部
設立総会に臨んだ「県北ジオパーク構想・インタープリターネットワーク」の会員たち=日立市十王町友部

茨城県北地域などに残る古代の地形や美しい景観を観光や教育に役立てる「県北ジオパーク」で、各市町村で活動してきたインタープリター(案内人)によるネットワークが組織され、設立総会が20日、日立市十王町友部の県北生涯学習センターで開かれた。2017年に認定を取り消された「日本ジオパーク」への再認定に向け、連携して活動を強化していく方針。

組織されたのは「県北ジオパーク構想・インタープリターネットワーク」。設立日は4月1日で、会員数94人。設立総会はオンラインを含む46人が参加した。会長にはジオネット常陸大宮の小河原好子さん(60)が就いた。

小河原会長は「長い歴史の中でつくられた自然と大地を守り、伝え、生かすのが私たちの活動。連携を強化し、県北ジオパークの魅力を伝えたい」とあいさつした。

インタープリターはこれまで、市町村単位に任意団体として設置されたジオネットを核に活動。ネットワーク化することで広域的な活動を展開するとともに、スキルアップなどにつなげたい考えだ。

ネットワーク内に調査研究と保全活動を行う「学術・保全」、生涯学習や学校教育を展開する「教育」、イベントなどを通して地域のにぎわいを創る「地域振興」の3委員会を設置し、それぞれ活動していくという。

設立総会で承認された本年度の活動計画によると、ジオパークに関する展示会や見学ツアーを各地域で実施し、バーチャルジオツアー(説明ビデオ)やグッズの製作に取り組むほか、会員の研修会も重ねることにしている。

県北ジオパークは水戸・千波湖(水戸市)や竜神峡(常陸太田市)など10市町村に15エリアを構え、5億年前から現在までの大地の歴史に触れることができる。11年9月に日本ジオパークとして認定されたが、日本ジオパーク委員会が17年12月、「関係者の連携が不足し、運営体制が脆弱(ぜいじゃく)」などと指摘し認定を取り消していた。



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