《新型コロナ》除菌水の配布中止 日立市、29日から
日立市は、除菌効果があるとして市民や事業所に提供してきた微酸性電解水(次亜塩素酸水)の無料配布を、29日から中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大でアルコール消毒液が不足したことを受け、4月25日から5月6日までは市立小学校区ごとに次亜塩素酸水を希望者に配布。6月1日からは対象を市内事業所にも広げ、市役所や各支所で配布を続けてきた。
当初は8月31日までを予定していたが、26日に国が新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水の有効な濃度や使用条件について発表したことを受け、市が配布してきた有効塩素濃度(30ppm)では十分な効果が得られないとし、中止を決めた。
市によると、27日までに市民計4万1983世帯、事業所計73カ所に配布。既に配った除菌水については、一定の除菌効果はあるとし、引き続き使用しても問題ないという。
当初は8月31日までを予定していたが、26日に国が新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水の有効な濃度や使用条件について発表したことを受け、市が配布してきた有効塩素濃度(30ppm)では十分な効果が得られないとし、中止を決めた。
市によると、27日までに市民計4万1983世帯、事業所計73カ所に配布。既に配った除菌水については、一定の除菌効果はあるとし、引き続き使用しても問題ないという。