2020年6月30日(火)

茨城県警、取り締まり強化 ドラレコ搭載呼び掛け

【AD】

あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道交法が30日、施行された。罰則は最高で5年以下の懲役または100万円以下の罰金、免許は即取り消しで再取得できない欠格期間は最大3年。7月2日には危険運転の適用範囲を拡大した改正自動車運転処罰法も施行される。

あおり運転を巡り茨城県内では2019年8月、法改正の一因となった守谷市の常磐自動車道でのあおり運転殴打事件が発生している。県警は19年の1年間に、車間距離を大幅に詰めた運転を前年比で2倍近く摘発するなど、危険なドライバーの取り締まりを強化しており、今回の厳罰化を受け「あらゆる手法を駆使して厳正な捜査を推進する」としている。

県警は19年、車間距離を詰め過ぎる道交法違反(車間距離不保持)について、前年比1.8倍となる236件を摘発した。常磐道あおり殴打のほか、稲敷市内の国道51号で女性=当時(65)=が運転する乗用車に幅寄せや直前割り込みをしたなどとして、同年11月、川崎市の無職男=当時(69)=が暴行容疑で逮捕される事件も起きている。

常磐道あおり殴打では、被害男性の車を無理やり停車させたなどとして、住所不定、会社役員、宮崎文夫被告(44)が強要と傷害の罪で起訴された。7月27日に水戸地裁で初公判が開かれる。事件では、被害男性の車に搭載されたドライブレコーダーの映像が捜査の決め手となった。

しかし、ドライブレコーダーが車両に設置されておらず、あおり運転を立証できないケースもあるという。捜査の進展に大きく関わるため、県警は取り締まりの強化とともにドライバーにレコーダーの設置を呼び掛けている。

県警は改正法が施行される30日、警察車両約20台が取り締まりに向かう出発式を水戸市内の常磐道で開く。県警の安田浩交通部長は「あおり運転は絶対にさせないという方針で積極的に取り締まる」とした上で、「交通安全教育などを通し、安全で安心な道路交通環境の確立にも努めていく」と話した。



次の記事:16歳少女、万引き見つかり逃走 二輪で店員はねる

全国・世界のニュース

2020 年
 7 月 5 日 (日)

メニュー
投稿・読者参加
サービス