2020年7月1日(水)

高校生が資産運用の知識学ぶ 常陸大宮高で講座 株価分析や投資実践

オンライン授業で株価の動きなどについて学ぶ生徒=常陸大宮市野中町の県立常陸大宮高校
オンライン授業で株価の動きなどについて学ぶ生徒=常陸大宮市野中町の県立常陸大宮高校

高校生が持ち株会社をつくり、6次産業化に取り組む県立常陸大宮高校(大曽根淳校長)で6月26日、株式投資に向けた金融リテラシー講座が開かれた。同校商業科では、4年前に生徒らが出資し「HIOKO(ヒオコ)ホールディングス株式会社」を設立し、ブルーベリー農園運営、商品企画・販売、観光ツアーなどを行っている。今回、利益を活用して資産運用を実践で学ぶ。

講座は、生徒の金融に関する知識や判断力向上が目的。昨年10月に連携協定を結んだ藍澤証券(東京都中央区)が講師を務めた。

この日は、同科の1〜3年生18人が受講。同社幹部らから、株式の基礎や投資の魅力、証券取引所、投資の際の注意点などを教わったり、表やグラフを分析しながら株価の動きなどを学んだり、株式投資の入門編に取り組んだ。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、講義は本社とオンライン通信で行われ、生徒たちはパソコン画面を通して熱心に耳を傾けた。

財務管理や投資事業などを担う事業会社「HIOKOファイナンス」代表で同校3年、宇留野凪仁さん(17)は「これまで新聞で相場の変動などを学んできた。今後は講座で得た知識や学んだ考え方を生かして、みんなで稼いだお金をしっかり利益につなげていきたい」と意欲を見せた。

講座は6回行われ、今後、現在の市況や実際の資産運用規定の策定など準備を整えたあと、9月ごろに株式取引を始める予定。同校でキャリア教育に取り組む元証券マンの横山治輝教諭は「社会人になったときの財産になってほしい」と期待する。また、同証券の角道裕司副社長は「高校生としては初めての取り組みを後押ししたい。将来起業したいという生徒さんたちを応援していきたい」と話した。



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