土浦市は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市民や事業者からの不安の声や問い合わせを電話で一括で受ける「市民コールセンター」について、7月から土日祝日の開設を取りやめ平日のみの対応に変更する。これまで約1万3千件の相談を受け付けたが、定額給付金の問い合わせなどが落ち着き、態勢を縮小しても対応できると判断した。

コールセンターへの電話件数は、4月16日の設置以来6月28日までに計約1万3千件あった。このうち定額給付金関連が約1万1100件と8割強を占めた。ほかは市のコロナ対応(244件)や外出自粛(58件)などが目立った。発熱症状についての健康相談も89件あり、かかりつけ医や帰国者・接触者外来への相談を紹介した。

多いときは平日で100件以上が集中したが、6月下旬で60〜80件に減少。土日は10件未満となった。

このため市は、電話回線を5回線から3回線に、職員8人を3人にそれぞれ減らす。

受付時間は午前9時〜午後5時。コールセンターは(電)029(826)3376。