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B2ロボッツ 来季へ始動 目指すはB1

新シーズンに向け、チーム初練習を行ったB2茨城ロボッツの中村ら=那珂総合公園体育館
新シーズンに向け、チーム初練習を行ったB2茨城ロボッツの中村ら=那珂総合公園体育館


バスケットボール男子のBリーグ2部(B2)茨城ロボッツは2日、10月開幕予定の新シーズンに向け始動した。那珂総合公園体育館で初練習が行われ、登録選手12人のうち外国籍選手を除く9人が参加。リチャード・グレスマン新ヘッドコーチ(HC)の下、約1時間、練習に汗を流した。昨季主将を務めた真庭は「やっとチームで練習できるという喜びがある。雰囲気も良く、強度が高い練習ができた」と充実感を漂わせた。

Bリーグは昨季、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月27日でシーズンが打ち切られた。B1昇格を目指したロボッツだったが、リーグ戦13試合を残し、26勝21敗、東地区3位、全体7位(ワイルドカード1位)で昇格機会を失い、シーズンを終えた。

6月30日にロースター(登録選手)12人が確定し、昨季から7人が残り、B1などから新たに5人(外国籍選手3人含む)が加わった。初練習のこの日、グレスマンHCはコートに積極的に入り「仲間同士のコミュニケーションを大事に」などと声を掛けた。

3人制の東京五輪代表入りが有力視される2季目の小林は、「五輪出場とB1昇格をともにかなえられる年にしたい」と願った。B1滋賀から加入した23歳の中村は「若さを生かし、一生懸命プレーしたい」と意気込んだ。外国籍選手は8月以降にチームに合流予定で、開幕に向けて準備を加速させる。

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