2020年7月8日(水)

茨城県内「厳しい状態」 7月、景気判断据え置き 日銀水戸

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日銀水戸事務所は7日、7月の金融経済概況を発表し、茨城県内景気の総括判断を前月に続き、「厳しい状態となっている」との表現を据え置いた。総括判断に「厳しい」の文言が入るのは3カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大による国内外の需要低迷で輸出や生産が振るわなかった。個人消費では外出自粛の緩和により、一部で持ち直しの動きもあった。

生産は4月の鉱工業生産指数(原指数)が7カ月連続で前年を下回った。海外経済の減速で輸出が振るわず、メーカーの生産調整で鉄鋼、建設機械、自動車部品などが落ち込んだ。

個人消費は外出自粛や店舗休業、営業時間短縮の影響で、旅行や飲食関連が低迷。6月の乗用車新車登録台数は9カ月連続で前年を下回った。

一方、5月の百貨店・スーパー販売額は3カ月ぶりに前年を上回った。巣ごもり需要で食料品や日用品、高価格帯の家電などが堅調だったほか、5月中旬以降は店舗の営業再開を受け、若者向けの衣料品などが上向いた。

先行きについて鈴木直行所長は、持ち直しの動きを注視しつつ「雇用、所得の弱めの動きが広がって消費の下押し圧力とならないか、(コロナの)第2波が発生した場合の下押し圧力がどの程度かは意識しなければならない」とした。



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