プロ注目のエース黒田、浦学を5回零封 佐和が高校野球練習試合
11日に開幕する「2020年夏季茨城県高校野球大会」に向け、出場校は最終調整を迎えている。佐和は9日、同校野球場に埼玉の強豪校・浦和学院を迎え練習試合を戦い、0-6で敗れたが、プロ注目の主戦・黒田晃大(3年)は5回無失点の好投で上々の仕上がりを見せた。
140キロ速球を誇る右腕の黒田は、外角の速球と切れのあるスライダーを有効に使い、18人の打者に対し被安打2の投球を見せ、「まだ行ける」と余力を残してマウンドを譲った。8強入りを狙う代替大会は19日に初戦を迎え、小瀬-高萩清松の勝者と対戦する。プロ入りを希望するエースは「勝ちにこだわる。無失点で抑えたい」と見据えた。
両校は2年前に東日本大震災で被災した宮城・石巻市で共にボランティアを行った縁で、年に1、2回練習試合を行っている。試合中盤までは春夏合わせて甲子園23回出場の名門と互角に渡り合い、白土遥己主将(同)は「県大会の上位校を想定して戦えた」、大川修一監督(37)は「強豪相手にここまでできるんだと自信を持ってくれたと思う」と充実感を漂わせた。
140キロ速球を誇る右腕の黒田は、外角の速球と切れのあるスライダーを有効に使い、18人の打者に対し被安打2の投球を見せ、「まだ行ける」と余力を残してマウンドを譲った。8強入りを狙う代替大会は19日に初戦を迎え、小瀬-高萩清松の勝者と対戦する。プロ入りを希望するエースは「勝ちにこだわる。無失点で抑えたい」と見据えた。
両校は2年前に東日本大震災で被災した宮城・石巻市で共にボランティアを行った縁で、年に1、2回練習試合を行っている。試合中盤までは春夏合わせて甲子園23回出場の名門と互角に渡り合い、白土遥己主将(同)は「県大会の上位校を想定して戦えた」、大川修一監督(37)は「強豪相手にここまでできるんだと自信を持ってくれたと思う」と充実感を漂わせた。