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2海岸に監視員 ひたちなか市 駐車場は一部有料化

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ひたちなか市は17日までに、新型コロナウイルスの影響で今夏の海水浴場開設を中止した阿字ケ浦海岸と平磯海岸について、18日〜8月23日の間、監視員を配置し、駐車場を一部有料化することを決めた。開設を中止しても来訪する人を想定し、緊急時に初動対応できる体制を整える。

市は6月、来場者の感染防止策が十分に行えないことやライフセーバーの確保が困難として、阿字ケ浦と平磯、姥の懐マリンプールの3海水浴場の開設中止を決めた。

すでに閉鎖されている姥の懐マリンプールを除き、期間中は阿字ケ浦に9人、平磯に3人の監視員をそれぞれ常駐させ、見守りを強化。遊泳自粛を呼び掛ける看板を設置するほか、市や観光協会のホームページ、会員制交流サイト(SNS)などでも呼び掛ける。

駐車場については、阿字ケ浦の北浜田駐車場(約140台収容)は閉鎖し、南浜田駐車場(約200台収容)は有料で開放する。平磯の那珂湊漁協が運営する駐車場は、最大270台収容できるが170台程度に抑えて有料化する。

また、両海岸とも海の家の代わりに「売店」が設けられ、テークアウトに限定して飲食物を提供する。シャワーやロッカー、更衣室などは設置しない。阿字ケ浦は3店舗、平磯は1店舗が営業し、迷子や軽いけがの対応も担う。

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