茨城県は20日、県内で新型コロナウイルスの感染者が新たに1人確認されたと発表した。都内に勤務する筑西保健所管内の70代会社員男性で重症。県内の医療機関に入院し人工呼吸器を装着している。県内の累計感染者は226人となった。

県によると、男性は10日に41度台の発熱があったが翌日に解熱。このため一度は仕事に復帰したが、18日に呼吸困難などを訴え医療機関を受診。その後別の病院に搬送され、翌19日のPCR検査で陽性と分かった。都内には車で通い、17日まで勤務していた。

また県は、東京・新宿区の劇場で起きた集団感染に関し、都から調査依頼のあった県内関係者6人を調べた結果、これまでに2人(うち1人は千葉県柏市計上)の陽性が確認され、残る4人は陰性だったと明らかにした。

県によると、新型コロナ感染者1人が20日に宿泊療養施設を退所した。県内の退院・退所などは計186人、療養中は22人となった。

■県内感染確認者
226人(前日比+1人)
うち死者　10人
退院・退所等　186人
(県発表、20日午後10時現在)