ひたちなか市、中学の修学旅行中止 関西、安全確保が困難
新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、ひたちなか市教育委員会は28日、市立中学校全9校の修学旅行を中止すると発表した。3年生計約1300人が京都府と奈良県を訪れる予定だったが、関西圏でも感染者数が増えており、生徒の安全確保が困難と判断した。
市教委指導課によると、本年度の修学旅行は6月に2泊3日で実施予定だったが、春先の感染拡大を受けて8〜9月に延期した。
だが、7月に入り経由地の東京都で連日200人を超える感染者が確認され、訪問地の京都府でも20日に過去最多27人の感染が判明。対策を講じてもリスクが高いと判断して中止を決めた。
積立金は保護者に全額返金し、キャンセル料などは市が負担する方針。今後は各学校の学級活動や生徒会などで、修学旅行に代わる行事を検討してもらう。
9〜11月にかけて、市立小学校の5年生を中心に県立白浜少年自然の家(行方市)などで予定している宿泊学習についても今後、感染状況を見ながら実施の可否を検討する。
市教委指導課によると、本年度の修学旅行は6月に2泊3日で実施予定だったが、春先の感染拡大を受けて8〜9月に延期した。
だが、7月に入り経由地の東京都で連日200人を超える感染者が確認され、訪問地の京都府でも20日に過去最多27人の感染が判明。対策を講じてもリスクが高いと判断して中止を決めた。
積立金は保護者に全額返金し、キャンセル料などは市が負担する方針。今後は各学校の学級活動や生徒会などで、修学旅行に代わる行事を検討してもらう。
9〜11月にかけて、市立小学校の5年生を中心に県立白浜少年自然の家(行方市)などで予定している宿泊学習についても今後、感染状況を見ながら実施の可否を検討する。