2020年8月1日(土)

茨城町 公金着服、職員2人懲戒免 町長や上司も減給

茨城町役場=同町小堤
茨城町役場=同町小堤

茨城町は31日、町が管理する団体の公金を着服したとして、水道課の男性課長補佐(47)と、みどり環境課の女性主幹(47)の2人を懲戒免職処分にしたと発表した。30日付。2人が着服した計約134万円は既に全額弁済された。町は業務上横領の疑いで2人を刑事告訴することを検討している。

町によると、課長補佐は、農業政策課長補佐だった2015年7月7日から17年6月12日の間に、担当していた「那珂川沿岸農業水利事業推進協議会茨城町支部」の口座から6回にわたり、計118万5310円を不正に引き出した。このうち100万4千円をギャンブルなどの遊興費や生活費に充て、残額は手元にあったという。

同支部の事務は課長補佐が1人で担当し、通帳や届け出印も管理。毎年開いていた総会も課長補佐が担当し始めた15年度から開かれなくなった。

課長補佐は18年4月、町農業委員会事務局に異動し、後任には「通帳を紛失した」として引き継ぎをしなかった。通帳は課長補佐が保管していた。後任も通帳の再発行手続きや総会開催などを行わず、発覚が遅れた。

主幹は、涸沼流域の浄化活動などを行う「町家庭排水対策協議会」の事務を担当。啓発グッズなどの領収書7件の日付や金額を改ざんし、計15万4030円を着服した。借金の返済に充てたという。19年度決算で判明した。

小林宣夫町長は管理監督責任として自身と副町長の給与を10分の1(1カ月)減額する。

2人の当時の上司7人についても減給10分の1(2〜1カ月)の懲戒処分や訓告処分とした。

小林町長は「極めて不名誉な事件で、町民の皆さまの信頼を大きく損なったことに、心より深くおわび申し上げます」などとコメントを発表した。



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