2020年8月1日(土)

那珂・瓜連の職人グループ 住まいの悩み相談乗ります 窓口一元化

地元の仕事、地元で

那珂市瓜連の職人グループ「住まいの瓜連」のメンバーら(楠見材木店提供)
那珂市瓜連の職人グループ「住まいの瓜連」のメンバーら(楠見材木店提供)

那珂市瓜連の住宅関連の職人がグループをつくり、住まいに関する相談対応に取り組んでいる。施工規模の大小は問わず、必要な業者が分からない場合も、一つの窓口から各職人を紹介。2017年の活動開始から、施工件数は累計約100件に達した。98%は同所での仕事で、事務局は「地域の中で頼られるグループでありたい」としている。

グループは「住まいの瓜連」。建具など木工や畳、電気、水道、塗装、板金など地元の14事業者が所属する。メンバーは30〜60代で各家業の3、4代目が多い。

事務局に連絡すると、現場の状況確認に訪れ、担当分野の職人を判断。職人が現場を見た上で見積もりを提示し、依頼を受ければ解決に当たる。これまで、外壁塗装や障子の張り替え、水回りの交換、庭木剪定(せんてい)など幅広く請け負ってきた。他の競合相手との価格競争はしないが、他社では断られる小さな施工でも対応している。

事務局を務める「楠見材木店」の社長、沢畑佳宏さん(36)は「地元の職人が来る安心感がある。職人側も(施工に)より手を抜けない」と話す。

事務局によると、近年は若い世代の持ち家志向が低くなっており、少子高齢化が進む中、住宅需要は減少傾向にある。住宅の修理に関しても、地域ではホームセンターやハウスメーカーに依頼する人が多い。地域の職人で協力し、地元の仕事を地元で引き受けようと、チームを立ち上げた。

沢畑さんは「中小企業はどこも大変な状況。大手に負けないやり方で、少しでも地域の活性化になれば」と力を込めた。

問い合わせは事務局の同店(電)029(296)0036



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