2020年8月5日(水)

鬼怒川・小貝川の防災情報共有、発信へ 国・茨城県10市町村 流域治水協が発足

初会合であいさつする国交省下館河川事務所の工藤美紀男所長と、オンラインで参加した県内10市町の首長ら=筑西市二木成
初会合であいさつする国交省下館河川事務所の工藤美紀男所長と、オンラインで参加した県内10市町の首長ら=筑西市二木成

筑西や常総など茨城県内10市町と国、県で構成される「鬼怒川・小貝川下流流域治水協議会」が4日、発足した。内水氾濫を含む両河川流域の防災対策や浸水被害軽減策などの情報を交換・共有し、住民に分かりやすく発信することが狙い。同日、事務局が置かれる筑西市二木成の国土交通省下館河川事務所と各市町をオンラインで結び、初会合が行われた。

同協議会は1級河川の流域ごとに立ち上げられ、同省関東地方整備局管内では初めての設立となる。両河川流域の筑西、結城、下妻、八千代、つくば、常総、つくばみらい、龍ケ崎、守谷、取手の10市町の首長と、県土木部長、国交省下館河川事務所長で構成。同省の築堤整備をはじめ、各市町による雨水貯留施設の計画、防災対策、県管理の支流河川整備計画などの情報を交換し共有。2021年3月までに河川、流域、避難・水防の各施策を「流域治水プロジェクト」としてまとめ公表する。

初会合で工藤美紀男所長(55)は「プロジェクトを年度内にまとめ上げ、皆さまとより良いものを作りたい」とあいさつ。各首長はウェブ上から、協議会への期待と治水に関する要望を率直に表明した。

筑西市の須藤茂市長は「大規模な治水施設は難しいが、小規模な遊水地を多く整備できないか。有効な内水氾濫対策になる」と提案。下妻市の菊池博市長は「小貝川には樹木が繁茂したり狭隘(きょうあい)な場所がある。伐採や掘削により河道を確保し、大雨時の流下能力の向上が必要」と要望した。

県内では6日、霞ケ浦流域治水協議会が設立される。



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