「かしてつ」車内公開 鉾田で保存会 ファンらにぎわう
「かしてつ」の愛称で親しまれ、2007年に廃線となった鹿島鉄道の車両公開イベントが9日、鉾田市当間の温浴施設「ほっとパーク鉾田」で開かれた。鉄道ファンや親子連れが訪れ、普段入れない車両内を楽しそうに見て回った。
公開されたのは、同施設敷地内に保存されている気動車両「キハ601」(1936年製造)と「KR-505」(92年製造)の2両。来場者はマスク着用や手指消毒など、新型コロナウイルス感染症への対策をしてから、車両内を見学した。
屋外では鉄道模型「Nゲージ」の設置や、人力トロッコの体験乗車もあり、子どもたちの興味を引いた。親子で鉄道好きという水戸市の会社員、大森是邦さん(43)は「最近外で遊ぶ機会が少なかったので、良い気晴らしになった」と、息子の椋太君(3)とイベントを満喫した。
車両公開は、車両の保存に務める市民団体「鉾田駅保存会」が主催。昨年まで定期的にイベントを開いていたが、同ウイルス感染拡大の影響で中断していた。公開に向け外装の補修などを少しずつ進め、感染症対策を講じた上で再開にこぎ着けた。同保存会理事の岡野利通さん(56)は「思うように準備が進まなかったが、再開できてよかった。今後も体力が続く限り続けていきたい」と力を込めた。
公開されたのは、同施設敷地内に保存されている気動車両「キハ601」(1936年製造)と「KR-505」(92年製造)の2両。来場者はマスク着用や手指消毒など、新型コロナウイルス感染症への対策をしてから、車両内を見学した。
屋外では鉄道模型「Nゲージ」の設置や、人力トロッコの体験乗車もあり、子どもたちの興味を引いた。親子で鉄道好きという水戸市の会社員、大森是邦さん(43)は「最近外で遊ぶ機会が少なかったので、良い気晴らしになった」と、息子の椋太君(3)とイベントを満喫した。
車両公開は、車両の保存に務める市民団体「鉾田駅保存会」が主催。昨年まで定期的にイベントを開いていたが、同ウイルス感染拡大の影響で中断していた。公開に向け外装の補修などを少しずつ進め、感染症対策を講じた上で再開にこぎ着けた。同保存会理事の岡野利通さん(56)は「思うように準備が進まなかったが、再開できてよかった。今後も体力が続く限り続けていきたい」と力を込めた。