2020年8月11日(火)

この地を飛んで 戦後75年 戦争遺構を行く (4)
《この地を飛んで 戦後75年 戦争遺構を行く》神之池海軍航空基地(鹿嶋市) 「桜花」が特攻訓練

特攻兵器「桜花」の復元模型が収められた掩体壕=鹿嶋市光の桜花公園
特攻兵器「桜花」の復元模型が収められた掩体壕=鹿嶋市光の桜花公園

木立の中にひっそりとたたずむ掩体壕(えんたいごう)に、蝉(せみ)時雨が降り注ぐ。鹿嶋市光の神之池海軍航空基地跡の一角。内部には特攻兵器「桜花」の復元模型が収められている。

同基地は1944年に開設され、第721海軍航空隊「神雷部隊」が桜花の特攻訓練をしていた。桜花は1.2トンの爆弾を積んでロケット推進で飛び、敵艦に体当たりしたことから「人間爆弾」とも称された。基地周辺には空襲など敵の攻撃から軍用機を守る掩体壕が数基造られた。現在はこの1基のみが残り、周辺は93年に桜花公園として整備された。

掩体壕の保存を要望してきた特攻桜花奉賛会の郡司文夫会長(79)は「若くして亡くなった隊員を思うとふびんで仕方ない。掩体壕や特攻隊の歴史を、命をささげて伝えたい」と熱く語る。



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