2020年8月11日(火)

そうめん/根本悦子さんのレシピ

平安時代の「熱病よけ」

間もなく迎えるお盆。ご先祖さまを現世にお迎えし、供養する行事の期間です。8月13〜15日(7月に行う地域もあります)は夏休みと重なり、帰省される方も多いことでしょう。10日ころには仏壇や墓掃除を済ませ、13日夕刻に迎え火をたき、精霊棚へいろいろなお供え物をします。

キュウリとナスで作る「精霊馬(しょうりょううま)」。キュウリの馬は、早く家に戻って来られるように、ナスの牛は供物を載せ、ゆっくり帰れるようにという願いが込められています。お膳にはそうめん(うどん)や、季節の野菜が中心に盛り付けられます。

小麦粉を原料としたそうめんは、白米よりカルシウムの含有量が多く、のどごしがよく、消化もよいのです。平安時代宮中の七夕行事でも「熱病よけ」としてお供えされていたようです。日本の夏は蒸し暑く、食欲減退しがちなこの時期にそうめんの清涼感が受け入れられ、行事食を超えて現在に至っているのでしょう。今年はこれからが夏本番、五色の具材をのせて彩りよくいただきましょう。

盆と五色そうめん
■盆と五色そうめん
【材料】(4人分)
そうめん400グラム、キュウリ1本、ミニトマト4個、カニのほぐし身200グラム、シイタケの煮物(干しシイタケ4枚、戻し汁100cc、砂糖大1、しょうゆ大1)、錦糸卵(卵2個、砂糖小1、塩少々)薬味…青ネギ適量、ショウガ(すり卸し)適量、めんつゆ(みりん50cc、しょうゆ50cc、かつおだし汁200cc)
【作り方】
(1)そうめんは沸騰した湯で2分ゆで、水に取り洗う。ザルで水気を切る。
(2)キュウリは輪切り。ミニトマトは食べやすく切る。
(3)カニはほぐす。
(4)干しシイタケは水で戻し、薄切りし、分量のだし汁、調味料で煮る。
(5)卵を溶きほぐし、調味料を混ぜ、フライパンで薄く焼く。千切りし、錦糸卵を作る。
(6)器にそうめんを盛り付け、それぞれの具を彩りよく盛り付ける。薬味とめんつゆを添える。
〈めんつゆ〉鍋にしょうゆ、みりん、だし汁を入れ、一度煮立てる。

ナスのしぎ焼き
■ナスのしぎ焼き
【材料】(4人分)
ナス300グラム、ピーマン100グラム、黄パプリカ1/4、赤パプリカ1/4、油大2、調味料(みそ20グラム、砂糖大2、酒大1、しょうゆ大1/2)
【作り方】
(1)ナスは半分に切り、皮目に切り込みを入れ、一口大に切る。
(2)ピーマン、パプリカも一口大に切る。
(3)みそ、砂糖、酒、しょうゆを合わせておく。
(4)鍋に油を熱し、ナス、ピーマン、パプリカをしんなりするまで炒める。
(5)(3)の調味料を加え、炒りつける。

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