2020年8月16日(日)

子ども、集中でき宿題進む 市民団体、オンラインで自主学習会

ビデオ会議アプリ活用

自宅から2日の「オンライン自主学習会」に参加した大橋一葵君(手前)、茉央さん。進行役の安田歩さんから「こんな面白い記事があったよ」と新聞紹介もあった=笠間市内
自宅から2日の「オンライン自主学習会」に参加した大橋一葵君(手前)、茉央さん。進行役の安田歩さんから「こんな面白い記事があったよ」と新聞紹介もあった=笠間市内

ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って、子どもたちのための「オンライン自主学習会」を企画、外出自粛のコロナ禍でも友達と顔を合わせ、楽しく家庭学習できる場づくりを模索するお母さんたちがいる。6月下旬から、日曜朝の1時間を利用して試行。参加した小学生からは「みんなが勉強しているので自分も頑張ろうと思った」、お母さんからは「家族とやるより集中できて、宿題も進む」と思わぬ反響があり、夏休みは21日まで、平日午前8〜9時の1時間、毎日開くことにした。

「学習会」を主催するのは、市民団体「子どもの未来を育む会」。3児の母で、新聞読み聞かせインストラクターとしても活動する下妻市の安田歩さんが代表を務めている。

発案したのは、桜川市で3児の子育てに奮闘中の中田千恵さん。「新型コロナウイルスの影響で、子どもたちが放課後、一緒に遊べなくなってしまった。ズームでふだん交流しているママ友と『一緒に宿題でもやってみる?』と、軽い気持ちで20分くらい試してみたところ、『家でこんなに集中して勉強しているわが子を見るのは初めて』と、ママ友から驚きの声が相次いだ」と経緯を話す。

「学習会」は、各自がパソコンやタブレット、携帯電話を使って、開始15分前から「入室」できる。Zoom画面で、集まった参加者全員と対面し、自己紹介し合った後、30分程度、それぞれ自主学習に取り組む流れ。内容は学校や塾、習い事の宿題、ストレッチなど何でもOK。その後15分程度で感想を発表し合い、学習を振り返る。

進行役として、子どもの未来を育む会の関係者が1人、必ず参加するスタイル。日曜朝7時からの試行時は毎回7〜8人が「入室」。保護者からは「『宿題しなさい』と、親子げんかにならずに済んだ」「親も自分の時間がつくれたり、下の子を見ていられたりするので助かる」などの反応があったという。

今月2日の「学習会」に笠間市内の自宅からきょうだいそろって参加した小学4年の大橋一葵(いつき)君と、小学2年の茉央(まお)さんは「みんながやっているので、自分も!と頑張れた」と、文章問題や漢字ドリルに挑戦。母親の知子さんは「勉強というと、ハードルが高いが、ダンスでも、ピアノでも、何をやってもいいよ、と自由度があるので、参加しやすい。夏休みのラジオ体操みたいに時間が決まっているので、何回か参加するうちに習慣化して、朝寝坊もせず、自学するようになった。休日時間の有効利用にもつながる」と話す。

夏休みの「学習会」は参加費無料。問い合わせは安田代表(電)090(6130)3654



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